数学とアルゴリズムを武器に、新しい領域へ。未来を切り拓くエンジニアの挑戦

今回は、開発部門所属のJ.Sさんにお話を伺いました。ソウル大学で哲学から数学、統計学へと幅広く学び、韓国でキャリアを積み重ねてきた後に日本という異国の地に飛び込んだ経緯や、現在の仕事に対する想いを語っていただきました。
インタビュイー:Y.S
所属:開発部門・エンジニア
これまでのご経歴と現在の業務について教えてください。
私はもともと哲学に興味を持ち大学で学び始めましたが、その過程で数学や経済学への関心が高まり、最終的には数学を専攻しました。その後、大学院では実用的な分野に惹かれ統計学を修了しました。
卒業後は、フロントエンドエンジニアとして日本の企業に内定を得ていましたが、コロナ禍の影響で入国が難しくなり、その結果、韓国のスタートアップや中堅企業でエンジニアとしてのキャリアを積みました。
現在は主に、WOGOにて3DおよびAIを活用したアルゴリズム開発に携わっています。具体的には、お客様のニーズに基づいて数学的・技術的なソリューションを提供する業務を担当しています。
現在の会社への入社の決め手は何だったのでしょうか?
入社の決め手は、3Dやアルゴリズム開発に興味があり、その分野でキャリアを伸ばしたいと思ったことです。韓国にはゲーム業界以外で3D関連の企業が少なく、私自身もゲームにはあまり関心がなかったため、新たな機会を探していました。WOGOがその希望にピッタリ合い、また、若手が多く活気ある組織文化にも強く惹かれました。
入社前のイメージと実際に入社してからの違いはありましたか?
入社前は、自分の専門である数学的な知識に関連して、純粋なアルゴリズム開発が主な仕事になると考えていました。
しかし実際に入社してみると、お客様の具体的なニーズを深く理解し、それに基づいたソリューション開発を求められることが多く、開発のみならず、お客様とのディスカッションやヒアリングに携わる機会も増え、開発以外の新しい領域の経験ができています。
仕事のやりがいと難しさについて教えてください。
やりがいは、お客様と直接交流し、自分が開発した技術が具体的にどのように役立っているかを肌で感じられることです。これまでオフィス内での開発業務が中心だったため、対面でお客様の反応を直に感じられることは非常に嬉しい経験です。
難しさは、技術面での新しい挑戦です。特に3D開発の実務経験が少なく、Unityのような新しいツールを習得する必要がある点はチャレンジングですが、スキルアップの機会と捉えています。
今後の目標や会社で実現したいことを教えてください。
今後の目標としては、AIを本格的に活用できるエンジニアになることです。会社としてもAIを活用した取り組みが重要な時代ですので、私自身がその先駆けとして貢献していきたいです。また、現在は主に製造業向けのプロジェクトが中心ですが、将来的には医療や美容など幅広い業界に3D技術を応用し、多様な経験を積んでいきたいと思います。
候補者へのメッセージをお願いします。
WOGOは、多様な国籍やバックグラウンドを持った人材が活躍できる環境です。特に、言語を問わずコードを書くことが好きで、コンピュータサイエンスに関する基礎知識を持っている方に最適な職場です。また、国際的な環境に興味を持っている方にも非常に魅力的だと思います。ぜひ一緒に新しい技術で社会にインパクトを与えていきましょう!
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